巻き爪の原因と治療法

巻き爪の対処をする

 

巻き爪の対処は、残念ながら巻き爪になってしまった時の方法です。まず巻き爪の対処(対策)の一つとして、コットンパッキングという方法があります。ただし対策としていますが、本格的な治療とは異なり、いわゆる症状を軽減させるものという認識が適切でしょう。

 

従って、巻き爪の症状が軽度な場合に限っての対処となるかもしれません。コットンパッキングとはその言葉通りにコットン(綿)を使用して、指の肉に食い込んでいる爪の端に詰めていく方法となります。これは肉に食い込んでいる爪を持ち上げる効果が期待できます。実際には少々コツが必要で、指でコットンをつまんで小さく丸めて詰めていきます。少しやりにくいかもしれないので、その時はピンセットを利用して詰めていけばいいでしょう。

 

注意点としては、一か所に多くのコットンを詰め込んでしまわないことで、根気よく毎日少量ずつ詰めていって、爪が伸びてくるのを待つようにしてください。こうして爪が伸びてきたら、肉に食い込んでいた爪が下に引っ掛からずに指の上側に出てくることがあり、こうなればまずはひと安心というわけです。ただし全ての人が上手くいくという訳ではありませんので、あらかじめ認識しておいてください。

 

次は巻き爪の矯正ですが、矯正は手術よりもやや気が楽なイメージだと思います。種類としては、VHO、BS(ブレースハイフォーム法)などがあり、方法の選択は各人の巻き爪の状態などで決まります。具体的には、形状記憶素材のワイヤーで爪を広げたり、形状記憶素材のプレートを爪に貼って広げます。